トイレ-第2回

唐突ですが…

中学の時の修学旅行、行先は‘奈良’、‘京都’。

修学旅行は授業の一環なので予習をしていくようにとの担任教師からのお達しがあった。

しかしそのようなことは同じグループの真面目生徒(居たかなー?、誰もやっていなかった気もする)に任せ、最も全員がそんなつもりで誰かがやってるだろうくらいで旅行に臨んだのだろう。

旅行自体は楽しい思い出ばかりで‘授業’というカテゴリーでは協調性というものを学んだ気がします。特に連帯責任という言葉を体感したのもこの時。なんでか忘れましたがホテルの廊下で皆で正座していたのを覚えています。(楽しい思い出ではなくて苦しい思い出じゃんという突っ込みはなしの方向で…)というかイタズラをして担任に怒られた思い出しか無い!!orz

時が流れ、仕事で明日香村周辺に半年ほどいたときに上記のようなことを不意に思い出し当時のコースをゆっくりと回ってみた感想は中高生の頃の自分を殴ってやりたい気分になりました。なんて勿体無いことをしていたのだろうかと。

巨石遺構の数々に建築技術者として「これを機械の無い時代に人力で行うとは」とありきたりな感想を抱きつつも感嘆せずにはいられませんでした。古墳の石室が長い年月の中で流されてむき出しになり今に至るということだそうです。造った人々の事は歴史の中で埋没してしまいましたが遺構は残っています。

その中で特に好きなのが‘鬼の俎’と‘鬼の雪隠’。「わりぃごはいねぇがぁ~」とばかりに悪人を追いかけてくる鬼の姿。俎で調理し、雪隠で用を済ませる情景が目に浮かんできます。巨石遺構を見てそんな物語を考えた人々に思いを馳せることのできる景色がそこに残っていました。

と同時に修学旅行時の出来事がオーバーラップして思い出され、巨大雪隠の前で・・・(友人がだけど)・・・→ホテルの廊下で正座(連帯責任)な構図が・・・

 

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