[山梨×悪徳業者]点検商法やモニター商法と言われたら“詐欺”かも…悪徳業者の手口をご紹介
目次
はじめに
いつもご閲覧ありがとうございます。
リフォームに関する詐欺被害を見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。メディアなどでも屋根や外壁の悪徳業者による詐欺を取り上げられていますよね。その手口は年々増え、最近増えてきたのが「給湯器」や「分電盤」に関する詐欺です。費用的には屋根や外壁よりも安いことから、ついつい契約しやすく騙される人も増えています。また、追加工事が増えて、最終的に大金を騙されるケースも珍しくありません。
「無料で点検します」という突然の業者訪問には注意しましょう。
今回は、点検商法やモニター商法など詐欺被害の手口をご紹介していきます。
最近急増中のリフォーム詐欺
最近増えてきたのが給湯器や分電盤など“契約しやすい額”の工事に関する詐欺について見ていきましょう。
ケース1:給湯器
実際に存在する電力会社やガス会社の名をかたり点検もちかける詐欺です。特に頼んでもいないのに「無料で点検をします」と言って突然点検をしようとします。
確かに、安全に使うには適切なタイミングでの点検は大事です。ただ、こちらから点検依頼をしていないのに施工業者が「無料で点検をする」と突然やってくることはありません。通常、新しく設置した際にメーカーに所有者登録をすると、点検時期に案内が届きます。そこで日程調整をしつつ点検をしてもらうケースが多いでしょう。それに、設置後数年も経つと「無料点検」ではなく、点検費用がかかるケースがほとんどです。
そのため、電力会社やガス会社の名を出して「無料で点検する」というのは怪しい業者である可能性が高いです。
ケース2:分電盤
2024年に急増しているのが分電盤の点検詐欺です。「分電盤の点検に行く」と電話あり、電力会社からの委託だと言ってやってきます。大手電力会社の名が出ると安心してしまうかもしれません。そこで点検をして「漏電するかも」「すぐに交換しないと大変」と、恐怖をあおって契約をさせようとします。特に問題がないのに交換して費用を請求する手口です。
国民生活センターでも注意喚起しているので気をつけましょう。
ケース3:シロアリ駆除
無料点検と言ってやってくるシロアリ駆除業者にも気をつけましょう。床下はなかなか点検には気が回らない箇所ですから、「点検だけでもしましょう!無料ですから!」と強気で迫られるとついつい床下に潜らせてしまうかもしれません。
注意したいのは詐欺業者の手口です。
・自分で持ってきたシロアリを床下にまいた写真を撮影する
・自分で持参したシロアリを「床下から捕まえてきました」と家主に見せる
・シロアリに食べられた木材の別写真を見せる
など、事前に準備したシロアリを使って騙す手口があります。
すぐにやらないと木材が食べられて大変など不安にさせるトークを展開し、高額契約をさせる詐欺が増えてきました。
こうして騙される…注意したい手口
詐欺の手口も巧妙化していて、「無料で点検」「モニターで安い」という引き込まれやすい要素から詐欺に遭うケースが増えています。
詐欺にあわないように、注意したい手口についてご紹介します。
点検商法
点検商法は、無料で点検をするとやってきて「危険だから」「交換しないと危ない」と新しい機器を購入させる手法の詐欺です。給湯器や分電盤などによく見られますが、電力会社やガス会社の大手会社の名を出してきます。
「○○電力会社から委託されている」と言われると、ついつい信用してしまいますよね。
通常、事前連絡なしで“突然”のようにやってくることはありません。まずは、むやみに点検をさせないことが大事です。
たとえば、電力会社による分電盤ですが、数年ごとに安全点検をすることがあります。ただ、事前にお知らせが届きますし、調査にやってくる人は身分証を提示することになっています。
「怪しい?」と思った際には、その場での契約をせずに信頼できる人にまずは相談しましょう。
モニター商法
モニター商法は、「モニターで安くできるから安心」と伝えてきます。太陽光発電や外壁塗装などリフォームでよくあります。
「国や自治体のモデルエリア」「モニターで安く施工ができる」などのセールストークに注意です。
まとめ
“無料点検”や“モニターで安くできる”というお得感につられて、契約をして詐欺被害に遭う方が増えてきました。頼んでもいないのに突然のようにやってくる「訪問業者」が悪徳詐欺業者であるケースが多いです。
特に、
・ホームぺージがない
・電話番号が携帯番号だけ
など、会社の実体がない怪しい業者である可能性が高いです。
築年数の古いお住まいがターゲットとなることもあり、その場合は「時期的に寿命かもしれない」という背景が重なることで騙されやすくなってしまいます。「安いかも」という理由だけで、突然やってきた素性の分からない業者に頼むのは大変危険なことです。「安易に点検をさせないこと」「その場で即決しないこと」が大切です。
ただ、住まいを守るには、適切なタイミングでのリフォームやメンテナンスは必要です。大切なお住まいのことですから、正しい視点で進めていくことが重要です。「そろそろ給湯器が古い」などメンテナンスの時期の場合、自分から信頼できる業者に連絡することが大切です。
ミスターデイクでも、給湯器や屋根・外壁などのご相談をお受けしています。お住まいでご不安な点があれば、お気軽にお問い合わせください。
